シュカに『焔皇』として君臨する女皇。
生まれながらにして龍の加護を受けている聖女。
国を治める文官と、国を守る武官との間での派閥争いが激しく、
マガヒメ自身はそのような国の現状に飽き飽きしている。
この争いは東方の巨大帝国サン(燦)での
権力争いに敗れた者たちが
シュカを建国したときから続いており、
マガヒメはこの現状を打開するためには一度国としての体制を
根本から建て直すべきではないかと考えている。
宮廷での陰湿な宦官たちとの駆け引きにうんざりしていた
ところでカイムと出会い、興味を持つ。
表向きはシュカの支配者として立派に振舞っているものの、
内心では国の事は割とどうなっても良いと考えている。